中古住宅売買が変わります。4月から宅建業法一部改正しています。
宅建業法が一部改正され、4月より施行されています。
それは、既存建物取引時の情報提供の充実に関する規定 です。
中古物件がもっと安心して流通できるように 建物状況調査(インスペクション)を活用していこう。ということです。
確かに、中古物件って人気ないですよね。。。
最近はマンションの中古は結構当たり前になってきている気がしますが、戸建の中古物件って人気がない気がします。
国土交通省の概要にも記載されていますが、中古物件の流通シェアは欧米諸国で7〜90%
一方、日本では 14.7%と極めて低い現状らしいです。
先日のブログ(https://fj-designhomes.jp/blog/847.html)の記事でも少し紹介しましたが、今後の住宅業界の課題の一つが既存住宅の活用です。
なぜ、中古物件が流通しないか?というと、やはり いいイメージがないからですよね。。
日本の家ももっとビンテージ感とかが出れば、良いのでしょうけど、
なんせ、古い建物は古いだけにしか見えなかったり、汚く見えたり。。。
これは、家を作っている住宅会社のせい? 住んでいるユーザーの問題なのか?
結構、根深い問題のような気がします。
どうすれば、ビンテージ感が出るか?
おそらく、新築時に良い部資材を使っていれば、時が経っても味が出てくる。これがビンテージ感な気がします。
一方で、安い部資材を使っていると、なぜか、くたびれて見えてしまっていると思います。
もちろん、キッチンなどの住宅設備関係はどうしても古くなりますので、それは交換が必須ですけどね。
話しが逸れましたが、今回の改正の目的は、根本的にイメージの悪い中古物件というのを安心して貰おう。
という第一段階で、建物状況調査とは、インスペクションと言います。それの対象は、住宅の基礎や雨漏れとかの構造上の重要な部分の状況をお知らせする。という内容です。
ただし、インスペクションをする、のが義務ではありません。
インスペクションを利用しますか?しませんか?の斡旋を、宅建業者が売主さんに斡旋する、
というのが義務の一つ。という事になっていますので、気をつけてください。
こういった制度や流れを受け、ますます日本の住環境がより良くなればいいですね。
今後もぜひ、この仕組みを発展させて行って欲しいと思います。
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