リフォーム/リノベーションのコストポイント
リノベーションのコストっていくらぐらいするのでしょう?
結構、判りにくいポイントですよね。
新築のような坪単価?という目安もありませんし。
また、リノベーションでは建物によって必要な補修内容も変わりますから、どこにお金を掛けるか?も判りにくいです。
それと、なんと言っても、リノベーションの場合は建物の状況によって変動しやすいです。
ですから、実際には解体してみないと状況が把握しきれない場合が多いです。
そこで、まずは想定しておかないといけないのは、水廻りの劣化とその設備関係です。
水廻りには必ず劣化がありますし、リノベーションを期に新しく取り替える。という選択肢も考えられます。
具体的な金額では、
戸建ての場合、内部給排水配管の遣り替えで、約50万円〜100万円程度
それと電気配線(スイッチやコンセント)の全面遣り替えで100万円程度が必要です。
住宅設備関係では、キッチンやユニットバスなどはグレードにもよりますが、
キッチンやユニットバスの一般的なもので30万円〜が相場だと思います。
これ以外に解体費用は別途かかります。
また、例えば断熱改修工事で、窓廻りなどがポイントになります。
一番コストが掛からないのが、内窓を入れて二重窓とする方法です。
その他の方法としては、
①断熱スクリーンを入れる(3〜4万円)
②窓ガラスを交換する(4〜5万円)
③内窓を入れる(5〜6万円)
④高性能サッシに変える(10〜15万円)
*幅1.6mの腰窓の場合のイメージです。
などがあります。
窓ガラスを交換してもサッシ框は変わりませんので結露の心配はあります。また、高性能サッシに変えるのは外壁を壊す必要があるかもしれませんので注意ください。
それと、まずは基本コストとなるのが人件費です。
設備などのモノにかかる費用と、職人さんへの日当が掛っています。
大体、職人さんの一人当たり日当が 一日当たり、2〜2.5万円程度です。
工期が伸びると、その分日当も掛かってきます。
やっぱり腕の良い職人さんに工事をして欲しいですよね。
低コストばかりを追求しても、トータルでしっかりと作れない場合も多くあります。
建築工事は様々な分野の職人さんが入れ替わり、立ち替わり工事をしますので、
全体調整が必要な工事となりますので、ぜひそのような視点で計画をお考えください。
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