【家づくりの方法】外構計画で気をつけたい事
注文住宅を計画する時に、外構計画を考える必要があります。
まず、外構計画とは、何か?
主に 建物の外廻りの仕上げです。
駐車場の大きさ、玄関までの動線、ポスト、インターホン、表札など、など、
簡単なようで、実は難しい要素でもあります。
なぜなら、どこまでやれば良いのか?と、計画時期が建物やインテリアの後回しになり、
かけられる予算が厳しくなっていくからです。
しかしながら、最初にお伝えすると、
外構の出来上がり次第で、完成建物は何倍も良く見えるという事です。
そこで、外構計画で気をつけて頂きたいポイントなどを記述します。
まずは、外構計画は、先に述べたような、最後の仕事だけではありません。
実は、最初に入る工事もあります。
それは、一次工事、先行工事、造成工事などと言われています。
ここで気をつけるポイントで具体的に説明しますと、
まずは、土地の地盤面の高さ設定です。
この地盤面の高さ設定により、色々な諸要素の課題が出てきます。
建物の高さ基準が決まりますので、玄関に行くまでのアプローチ方法が決定されます。
例えば、真っ平らで玄関まで行けるのか?階段が必要なのか?スロープだとどうなるのか?
など、重要なポイントだと思いませんか?
また、地盤面の高さ設定により、道路から駐車場までの勾配が決まり、車の出し入れのしやすさが変わってきます。
それと、道路以外の隣地さんとの敷地高さも変わるので、隣地境界に土が流れていかないような、土留めが必要なのか?フェンスだけで良いのか?
なども検討が必要です。
また、道路から計画地に高低差がある時に、擁壁を作らないといけません。
その場合に、擁壁の底盤が新築計画の干渉しないか?などの検討も必要です。
ですから、土地に対して建物の間取りだけではなく、まずは敷地と道路、その四方の隣地との関係を考慮して、最小の造成計画をたてる必要があります。
最初にしっかりと造成計画をしておかないと、後から思わぬアクシデントに合います。
例えば、玄関までに外構で階段が必要になり、想定外の費用がかかった。
建物ができてから隣地境界のフェンスを作ろうと思ったが、建物完成後に工事に入るスペースができなかった。思ったより駐車場の勾配がキツくて車の乗り入れが大変。
など、いろいろと諸問題が出てきます。
まずは、新築計画の最初の足がかりとなる造成計画はともて重要な要素です。
ぜひ、外構計画は後回し、とは考えず、外構計画も全体計画の重要な要素と考慮して、
お住い計画をしてみてください。
当社の外構部門 FJ DESIGN EXTERIORのウェブサイトでは、とても参考になる記事もいっぱいあります。ぜひ、そちらもアクセスしてみてくださいね。
https://fj-designexterior.jp
リニューアルしてとても見やすいホームページになりました。
続きは、また次回に書こうと思います。
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