【家づくりの方法】インテリアで気をつけたい事
インテリアと言っても様々な要素があります。
ちょっとした小物からソファーなどの家具。
注文住宅やリフォームの場合ですと、床材や壁のクロスから考える必要があります。
私は、設計よりもインテリアを決める方が難しいと思っています。
なぜなら、インテリアには建築基準法などの法律的なルールもありませんし、
また、自分がもしインテリアコーディネーターなら、自分がやりたい事と、お施主様の好みは別だからです。
イメージ的にはお洋服のコーディネートに近いかな、と昔から思っていました。
例えば、お出かけする場所をイメージしながら、足元の靴から頭の帽子までトータルでコーディネート。
インテリアコーディネートにはそんなイメージがあります。
そこで、インテリアで気をつけたい事、今まで見てきた注文住宅のインテリアで感じた事を記述したいと思います。
まず、インテリアで一番重要な要素は床材です。
一番大きな面積を占めるので、ほぼインテリアの印象が決まってくると思います。
床材は木の種類で、カラーと素材感が変わってきます。
ナチュラルテイストの床材なら オークなどの木の素材感があるもの、メイプルなどは北欧系イメージになるのではないでしょうか。
最近はウォールナット系が人気があるようで、ちょっと男性的な感じ、 ブラックのアイアン素材と組み合わせてインダストリアル系インテリア、という言葉も最近よく聞くようになりました。
ところで、壁紙もとても悩むポイントだと思います。
最近ではインテリア空間の情報も満載なので、色々とカラーが目に入り悩んでしまいますよね。
あれもこれものクロスを使って、やりすぎた感のお住いも時々目にしました。
そんな時は、上手にコーディネートしてくれる、インテリアコーディネーターさんがいて誘導してくれれば良いのですけどね、、、
と、そんな時に思って欲しい事は、壁紙+カーテン という事を覚えていて頂きたいです。
壁紙だけ選ぶので、どうしても壁紙ばかり考えてしまいますが、
実は、実際の空間には、カーテンという要素も入ってきます。
特に、大きな窓があるお部屋では、壁紙以上の存在感のカーテンになる場合もあります。
ですから、もしクロスに悩んだら、カーテンで遊ぶ。
という手法もありです!
それと、照明によって見え方が、かなり変わりますので、注意が必要です。
私は過去に、アンティーク照明コレクターの方のお住い作りをお手伝いさせていただいた時、
クロスによる空間の印象が、LED照明とこんなに違うのか、と驚いた経験があります。
輸入クロスと厚手生地のカーテンが、アンティーク照明との組み合わせは最高でした。
まるでヨーロッパを旅行した際に利用した趣のあるホテルそのものでびっくりしました。
そのようにインテリアは様々な要素と素材の組み合わせで考えて行きます。
まずは、答えはありません。
ご自身の好きな雰囲気で突き進むのが一番だと思います。
インテリアを考えるのも楽しみの一つだと思います。
クロスのサンプル帳を見てるだけで楽しくなりますね。
続きはまた次回に記述したいと思います。
名古屋で上品でかっこいい家づくりは FJ DESIGN HOMES まで